ICUで看護師として働くメリットを知る

命を預かるICUの現場

看護師のスキルが磨けるICUで働こう!

ICUで働くメリット

ICUで働くメリット

ICUで働くメリットについて紹介していきます。「ICUは忙しい」というイメージがあるかもしれませんが、ICUでなければ得られないこともたくさんあります。特に、看護師としてのスキルを磨きたい人にICUはおすすめです。

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どの病棟でも活用できる

ICUには分野に関係なく、高度で専門的な治療が必要な患者さんが入院しています。脳や心臓、呼吸器や消化器、循環器など様々な疾患を扱っているため、看護師も知識や技術を幅広く身につけることができます。また、手術後の患者さんも多いため、全身管理のスキルも身につきます。特に、心臓や呼吸器、脳疾患などの手術をした患者さんは状態が落ち着くまでICUで様子を観察するため、手術後の看護スキルが自然と身につきますし、最新の医療機器を日常的に使用しているため、働いているだけで最先端の治療法が勉強できます。

急変対応に強くなる

ICUには重篤な状態の患者さんがたくさん入院しています。そのため、24時間体制で注意深く管理していても容体が急変してしまうことが多くあります。毎日のように急変に対応していくうちに、はじめは「頭が真っ白になってしまう」「何をどうすればいいのか分からない」というパニック状態だったとしても、いつの間にか自然と体が動くようになります。

残業が少ない

忙しいイメージがあるため残業が多いと思っている人もいるかもしれませんが、実はICUは一般病棟よりも残業が少ない職場です。一般病棟では日勤と夜勤で看護師の数がかなり違うため、人手の少ない夜勤に仕事を残さないように、と日勤の看護師が残業して仕事を残さないようにしています。ですが、ICUではいくらか人手は少なくなるものの、他の病棟に比べると夜勤の人数は充実しています。そのため、仕事が残っていても自分がやらなければいけない仕事以外はそのまま引き継げるので、無理に残業する必要はありません。看護師という忙しい仕事ですが、定時で帰宅することも可能です。

看護師のペースで進められる

一般病棟では患者さんやご家族に気を遣うことがたくさんあるため、なかなか看護師のペースで処置を進めることができません。ですが、意識がない患者さんが多いICUでは患者さんの都合に合わせることなく進められるため、やるべきことをやるべき時間にできます。
また、面会時間も一般病棟は長めですが、ICUは昼と夜の1時間だけ、というように限定されているため面会する人に気兼ねすることなく看護師のペースで進められます。